自己啓発:老舗も時代に合わせる?

大正14年から続く鰻の名店が顧客満足の為に行なっているネットサービスについてのお話です。

成田山に行ってきました。

小学生の頃に、父と初詣に一回行ったことが有りますので、約40年ぶりです。

その時は、寒いしお寺はまだかと言う記憶しか無かったのですが、

いざ行くと、通ったことが有るとか、ここを左に曲がるとお寺だとか、思い出しましたね。

最近知ったことですが、鰻屋さんが多いようです。

今回、成田に鰻屋さんが増えるきっかけとなった老舗に行ってきました。

川豊本店です。

ホームページによると

明治43年に川魚の卸売を始めて、大正14年に鰻の蒲焼も始めたようです。

そして、その技術を近隣でも教えた事がキッカケで、鰻屋さんが多くなったとか。

まず、学ぶべきは、この「近隣で技術を教えた」という事です。

独り占めしても良かったと思います、独占できたんですからね。

ですが、当時の店主は、そうしなかった。

結果的には、鰻屋さんが多いと言う事で、90年経った今でも、それを目当てに来る人もいるくらい定着しています。

次に学ぶべきは、今回の主題となっている部分です。

正確には知りませんが、成田駅から成田山新勝寺までの参道には、かなりの数の鰻屋さんがあります。(あるグルメ情報では成田の鰻屋さんランキングが39位まで有りました)

にもかかわらず、川豊本店さんの店内はごった返してました。

今日の14時の時点で380組ほど待っているようでしたので、日曜ともなると大変な人です。

私が、ここに行こうと決めたのは、インターネットを使った「ある仕組み」が有ったからです。

私、短気なので何か特別な思いが無ければ、並んで待つということは、したく無いと思ってます

街中でも、自分の目の前に自分よりペースが遅い人が歩いているとイライラしますし、車に乗っていても前が見えないとイライラします。

とにかく、自分のペースで進まない事が嫌いなので、列に並ぶなんて、世界的に有名なテーマパークぐらいでしょうか?

そんな私が、日曜の14時過ぎに380組も待っている老舗鰻屋さんに行ったのは、インターネットを活用した整理券制度を取り入れていたからです。

お店の前で整理券をもらいます。

その際、大まかな待ち時間を教えてくれます。

そして、何番がお店に入れるのかをホームページで確認する事ができます。

なので、整理券をもらったら、順番が来るまでは自由時間です。

私も、整理券をもらった後、お寺に行ってお参りして、おみくじ引いて、お店を回って、好き勝手に時間を過ごした挙句、

お昼時にもかかわらず、お店に着いてからは5分ぐらいで、席に着けました。

その間も、店頭で鰻のさばきと串刺しをやっているので、それを見ながら飽きることは有りませんでした。


これは、特上うな重と肝吸い

美味しかったです。

伝統とテクノロジーの合わせ技の裏には、多くの人に味わってもらいたいという思いが感じられました。

自分たちが最高の結果を出す為に、1日●食限定と言うやり方の商売も

川豊さんの様な伝統+テクノロジーも

お客さんの満足の為に自分たちに何ができるかを考えた結果であり、

そこに注力し続けたところが、生き残るという事を改めて実感させてもらいました。

今度は、平日にゆっくりと行ってみようと思います。

Let’s grab dream!
夢の応援団長
BVスタイル管理人

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